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愛媛医療生協で、医療生協ブランドを作る5つの取組みの講演をしました
(第172回 7月18日 )

 7月6日に、愛媛県伊予市内で愛媛医療生活協同組合の教育学習月間大学習会が開催され、「医療生協らしい医療・介護の実践——医療生協の事業の特長をつくる5つの取り組み」と題して講演を行いました。この学習会には、愛媛県全県から職員・組合員合わせて200名以上が参加、東予地域からはバス1台で参加したそうです。


広い会場でとても話しやすかったです

 講演内容は、今年の1月に千葉県で開催した「第7回 医療生協の患者の権利章典・医療生協の介護実践交流会」(第129回第130回第131回第134回)で提起した内容を、その後の実践を踏まえ内容を豊かにしたものです。

 「後期高齢者終末期相談支援料」の凍結が決定した直後だったため、この問題について少し詳しく触れ、医療生協の患者の権利章典の「知る権利」・「学習権」を元に、医療に関する十分な知識を得て、「自己決定権」を行使して、自分の人生は自分自身で決めるという事が大事な点だと強調しました。そして、この問題は後期高齢者に限った問題ではないし、ましてや医療報酬とリンクさせると言うのは根本的に間違った考え方だと指摘しました。

 また、認知症サポーターの養成では都道府県により温度差が大きく、養成数や講座開催数で愛媛県は香川県の3倍だが、サポーター数は2008年3月末で全国で約40万人、厚労省の方針では2009年度中に100万人なので、急速に運動を広める必要があることを指摘しました。


200名を超える参加者に熱心に聞いていただきました

 質疑応答で、「医療生協のブランド」という呼び方に異論が出されました。「生協ブランド」というが、安全・安心のコープ製品が中国産ギョーザ事件などでむしろ信頼をなくしているのではないか、という意見だったと思います。想定外の質問だったので、その場ではうまく回答できませんでした。

 確かに「ブランド」という言葉は、「名の通った銘柄」という意味をもちますが、元々の意味は、家畜の所有を明らかにしたり、犯罪人であることを明示する「焼き印」です。つまり「A」という人やものと、「B」を識別する言葉です。「医療生協らしい医療」と他の医療の違いは何か、「医療生協らしい介護」と他の介護はどこが違うのか、という「医療生協の事業の特長」を示す意味で「ブランド」という言葉を使っています。

 参加者の感想文は、こういった取り組みの呼びかけを積極的に受け止めて頂く内容でした。介護事業所の職員は「誰のためのデイなのか、何のためにしているのかわからなくなる事がある。利用者さんを主人公とした医療生協らしい介護とは何なのかふりかえってみたい」。医科事業所の職員は「参加と協同というのは、たしかに医療生協ならではと思う」「主観的健康度はとても素敵な取り組み」。組合員は「医療生協らしさを見つけ出す取り組みはとても大切」、などでした。感想文の内容は、次回の講演にいかしたいと思います。


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