あなたにもあげたい 笑顔 健康
TOPヘ 香川医療生活協同組合

医療部会は「世界の医療団」から感謝状を頂きました
(第179回 8月12日 )

 第153回の記事で触れましたが、医療部会ではミャンマーのサイクロン・ナルギスの被害に対し全国の医療生協に支援を呼びかけました。その後、中国・四川省の地震が発生し、中国に対しても支援を行って来ました。


医療部会は、ミャンマーのサイクロン被害支援に関して、世界の医療団から感謝状を受け取りました。画面左がエフテル・プリュン事務局長。右が高橋運営委員長

 ミャンマーには医療生協の存在が知られていますが、これまで交流がなく、国情から言っても入国しての交流は困難ですので、医療部会と交流がありミャンマーで活動中の「世界の医療団」に支援を行ってきました。中国には医療生協が存在しないため(協同組合は多数存在する)、日本赤十字社、日本ユニセフ協会等を通して支援を行って来ました。

 8月8〜9日に開催された医療部会の運営委員会で、これまでの支援活動のまとめが報告されました。8月1日現在でミャンマーへのカンパが238万円余、四川省が177万円余でした。振込先が世界の医療団や日赤、ユニセフの口座であり、医療部会へ振込の報告があった額の集計なので、実際はこれより多いと思われます。

 9日の会議の冒頭で、世界の医療団のエフテル・プリュン事務局長から、医療部会の高橋運営委員長に感謝状が贈呈されました。


挨拶する、エフテル・プリュン「世界の医療団」事務局長

 ブリュン事務局長は挨拶の中で「世界の医療団は、1980年、国境なき医師団から分かれて活動を開始、世界各地の緊急支援と長期医療支援を、400人以上の医療ボランティアを派遣して活動している。3分の1がアフリカ、残りがアジア、中南米などである。ミャンマーでは15年前から様々なプロジェクトを行っている。サイクロン時にはエイズ予防活動を行っていた。サイクロンのくる前日に情報を得ていたので、緊急活動を開始できた。2人の自然災害専門家を派遣、5つのチームで、モバイルクリニック、移動チームをつくり、医療活動を行っている。毎週2000人の治療を行い、ケガは少なくなったが、栄養状態や、水質が悪く下痢が多い。9月に入ると乾期に入るので潜在的な感染症の危険があり、その面での援助が必要である。13万人が死亡、200万人以上が家をなくした。まだまだ援助のニーズは高い」と述べました。

 善通寺診療所の、患者さん・組合員さん・職員のカンパ額の合計は55,875円でした。

 

注:盆休み・夏期休暇などで、15日(金)と19日(火)は休載です。次回アップは22日(金)です。

関連項目へ “飛来峰”バックナンバー

TOPへ 香川医療生活協同組合