第732回:医療福祉生協のいのちの章典の講師養成講座に参加しました

7月3日・4日にわたって東京都内で開催された、医療福祉生協のいのちの章典講師養成講座に参加しました。

4月に開催された医療福祉生協連理事会で、「いのちの章典実践ガイドライン」が決定されました。全国で実践を広め、来年2月と3月に東西2会場に分けて開催される、「いのちの章典実践交流会」を成功させる目的での開催でした。全国から40人近い参加者があり、講演を聞いた後、熱心にグループワークが行われました。

実践報告では、神奈川県の川崎医療生協の、「いのちの章典の樹」の取りくみに注目しました。「いのちの章典」の各項目を「枝」に見立て、実践例を「葉っぱ」として、付せんを用いて貼りつけるという取りくみでした(写真参照)。ある実践例を取り上げても人により、どの項目に当てはまるかは異なるため、自らの実践の内容がより深まるもので、大変優れた取り組みだと感じました。

全国でこういった取り組みが広がることが期待されます。

川崎医療生協の取り組みです。「樹木」をいのちの章典に、「枝」をいのちの章典の各項目に見たてています

川崎医療生協の取り組みです。
「樹木」をいのちの章典に、
「枝」をいのちの章典の各項目に見たてています

小グループで。実践例を付せんに書きだし、それぞれがどの項目に該当するか話し合いながら貼りつけます。どの 項目に該当するかは人により考えが違うこともありますが、その違いを認識するのも大事です。

小グループで。実践例を付せんに書きだし、それぞれがどの項目に該当するか話し合いながら貼りつけます。
どの項目に該当するかは人により考えが違うこともありますが、その違いを認識するのも大事です。