4月23日の午後、独立行政法人国立病院機構・四国こどもとおとなの医療センターの会議室をお借りして、第6回地域連携会議を行いました。
今回は、四国こどもとおとなの医療センターの師長さんや地域連携室の職員の方多数が参加していただきました。その他、香川医療生協の善通寺診療所・訪問看護ステーションほがらか・ヘルパーステーションほがらかのほか、三豊市立西香川病院、、善通寺市地域包括支援センター、善通寺市社会福祉協議会のほか、橋本病院(三豊市)、大杉脳神経外科(善通寺市)、セントケア訪問看護ステーション丸亀、指定居宅介護支援事業所しんちゃん家など、地域の医療機関や介護支援事業所のケアマネジャーなど、約50名が参加しました。
私の開会挨拶のあと、三豊市立西香川病院地域連携室の篠原室長から「西香川病院における地域連携の現状」と題して、認知症疾患治療病棟、介護療養病棟、回復期リハビリテーション病棟の、それぞれの取り組みと特徴について報告がありました。
認知症疾患治療病棟はグループホームの集合体のような作りで、家庭に近い環境を重視し、キッチンで料理を作ったり、端切れを選んで袋を作ったりするなどの取りくみを重視していました。三豊市には入院できる病院が少ないため、介護療養病棟でも看取りも含めた終末期にも対応する医療を行っていました。
西香川病院とは、回復期リハ病棟から退院する患者さんの紹介を受けることが多かったために、多彩な活動を行っていることを知ることができ、随分勉強になりました。
2つ目の報告は、善通寺市包括支援センターの田中保健師から「善通寺市における地域包括ケア」と題する、地域包括ケアシステムの内容と善通寺市の取り組みが報告されました。
活発な質疑応答が行われ、有意義な会合となりました。
最後に、「患者を中心にした、地域でくらし続けられる「包括ケア」を実践するために、顔の見える連携を重視して一緒に活動を続けていきましょう」と、まとめの発言を行いました。
こどもとおとなの医療センターに初めて足を踏み入れたのですが、時間がなく写真を撮れませんでした。
次回は10月開催を予定しています。