第1088回:中東の平和に9条を持つ日本の役割を果たすべきです

1月3日、トランプ大統領の指示により、米軍がイラクのバグダッド空港で、イラン革命防衛隊幹部を空爆で殺害しました。同時にイラク軍兵士も殺害されたと報道されています。

米国防総省は7日、米軍が駐留するイラク国内の二つの基地に、イランから10発以上の弾道ミサイルが発射され着弾したと発表しています。

いまのところ、米国とイランの間の全面戦争については、双方の自制により可能性は低くなっていますが、今後の情勢の変化により不明な点は多いと思います。

安倍首相がこの時期の中東訪問を中止する一方、河野太郎防衛相は10日、海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」とP3C哨戒機に対し、防衛省設置法の「調査・研究」に基づく中東海域での情報収集任務の派遣命令を発出しました。

憲法9条を持つ日本として、平和を求める取り組みを行う必要があるのではないでしょうか。