第1064回:消費税増税の強行に抗議します

消費税が導入されてから31年になります。この31年間で、消費税による税収は397兆円、同時期に法人3税の税収は298兆円減りました。また、所得税・住民税の税収も275兆円減っています。

その原因は、大企業や富裕層への減税や優遇税制により税収が大きく減ったことにあります。法人税率引き下げ、大企業向けの優遇税制、所得税の最高税率の引き下げ、大株主優遇の証券税制などです。

消費税増税が繰り返された1997年から2017年の間に、世界の主要国のGDP(国内総生産)は、米国が227%、フランスが178%、ドイツが166%に対し、日本は110%と、成長しない国になっています。

国民経済に多大な負担を強いる消費税増の強行に強く抗議します。