あけましておめでとうございます。
2018年度は、診療報酬、介護報酬、障害者サービス報酬のトリプル改定が実施される年です。社会保障が少しずつ国民の手から遠ざかっていくような政策が実施されています。
2012年のILO(国際労働機関)総会で、「社会的保護の床(土台)」という概念が提起されました。
適度の食糧、住宅、水、衛生、教育、健康のために十分な収入を得、文化的な生活に参加し、自由に自己表現ができ、考えや知識を共有できること。これらはすべて、人権、すなわち、人類誰もが常に享受できるべき権利(ILO駐日事務所メールマガジン)、とされます。
2012年12月12日に、国連総会で、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)デーが制定されました。
誰もが、どこでも、お金に困ることなく、必要な質のよい保健・医療サービスを受けられる状態を国際社会共通の目標とすることが全会一致で議決されました。
当然、日本国政府はこれらに賛成をしています。今年は、これらの国際的な合意事項を政府に実施することを求めていく一年にしたいと思います。