第906回:全国保険医団体連合会が、住民向け災害対策マニュアルを発行しました

九州、東北、北海道など、豪雨災害が、全国各地で起きています。

2017 年3月10 日時点で、過去6年間に台風や豪雨などによる著しい災害のうち、「激甚災害法の指定を受けた災害(被災地域や被災者に財政援助が必要として指定される災害)」は、27回(全国を対象とする「本激」が14 回、市町村単位で災害を指定する「局激」が13 回)に達しているそうです。

とは言っても、事前にどんな準備が必要か、頭の中では考えていても実際の準備はできていないのが実情ではないでしょうか?

保団連(全国保険医団体連合会)が、住民向けの災害対策マニュアル「知って安心『患者・住民の災害対策』」を作成しました。自治体等で作成している各種マニュアルを踏まえ、日常的な防災管理と災害時の対応について必要な情報を整理するとともに、医療提供者の立場から大規模災害時の医療提供の具体的な取扱いの詳細を記載したものです。

下記のアドレスからダウンロードできますので、自由に活用することができます。

http://hodanren.doc-net.or.jp/news/teigen/170727_saigaitaisaku.html