6月9日に開催された、医療福祉生協連第7回通常総会で採択されたアピールの一部を紹介します。
「仲間ふやしをすすめ、いのち輝く社会をつくろう」
医療福祉生協連は2014年度から「協同の力で、いのち輝く社会をつくる」を中心テーマに据え、健康づくりやまちづくりの活動を広げることとあわせて組合員が直面するくらしの問題に向き合い解決に努力してきました。
その実現に向けた手立てとして、2016年度、3つの「つくろうチャレンジ」にとりくみました。つながりマップづくりでは、組合員や地域のくらしの困りごとを把握し、事業所と支部が連携して解決にとりくむ例が生まれ、居場所づくりでは、子ども食堂や無料塾など世代を超えた支えあいのネットワークが生まれました。
また、健康チャレンジには11万人を超える参加があり、行政および地域との連携や協同組合間協同の強化という成果が生まれました。300万組合員達成をめざし、全国の医療福祉生協で様々なとりくみを活かし、新たに11万5千人の仲間を迎えることができましたが、300万人まではあと一歩およびませんでした。
「すべての都道府県に医療福祉生協が誕生し、それぞれの地域で、組合員比率を高める」と到達目標を定めた300万人の達成は、「医療福祉生協の2020年ビジョン」への通過点です。医療福祉生協の理念・価値への共感を広めて社会的役割を高め、医療福祉生協の発展を確かなものにしましょう。
2017年度は、自生協の活動を「見える化」し、すべての活動の広がりを仲間ふやしにつなげましょう。そして「いのち輝く社会」の実現に向けて、地域に安心のネットワークを広げるとともに、すべての活動をしっかり仲間増やしにむすびつけ早期に300万人を達成し、新たな峰である400万組合員の実現に向けて足を踏み出しましょう。