毎週火曜日・金曜日更新予定。理事長ブログ

Monthly Archives: 7月 2018

香川県保険医協会の機関誌に「社保のページ」として、診療報酬関連の連載を行っています。今回は2018年5月号に掲載した「新設されたオンライン診療料」についてです。

リアルタイムでのコミュニケーションが可能な通信機器(テレビ電話など)を用いて診察を行った場合に、月1回を限度に算定します。

特定疾患療養管理料、難病外来指導管理料、地域包括診療料、認知症地域包括診療料、生活習慣病管理料、在宅時医学総合管理料など、10の管理料を算定する患者が対象です。

上記管理料を初めて算定した月から6月を経過し、かつ6月の間、オンライン診療を行う医師と同一の医師により、毎月対面診療を行った患者に算定します。

上記管理料を算定して6月以上経過しているときには直近12月以内に6回以上同一医師と対面診療を行っていればよい、とされます。

対面による診療の間隔は3月以内で、オンライン診療料を3月連続で算定はできません。対面診療とオンライン診療を組み合わせた診療計画の策定が必要です。この診療計画に基づかない他の疾病は対面診療が必要で、オンライン診療は当該医療機関内で行います。

3月末までオンラインでの診療を行っていた場合は電話再診で請求していたため、別途「予約に基づく特別の料金」を徴収できましたが、これからは、こういった自費請求はできません。通信機器等の費用は患者に請求ができます。

オンライン診療料の新設に伴い、オンライン医学管理料が新設されています。条件等はオンライン診療料とほぼ同じです。

7月21日に東京都内で、医療福祉生協の情報誌comcom10月号に掲載する座談会の収録を行いました。今回のテーマは、全国の医療福祉生協の機関誌や支部ニュースなどのコンテストがこの間行われ、その優秀作を中心にして、どんな思いで作っているのか、どんなことを伝えたいのかを話し合いました。

本来なら、4つの医療福祉生協の方と、私と司会者の6人で開催する予定でしたが、日程的な都合や台風の影響などで青森保健生協の職員組合員さんと、鹿児島医療生協の地域組合員さんと、私と司会者の4人で行いました。

協同組合は人と人とのつながりでできている組織だが、つながりの具体的なものとして、機関誌や支部ニュースがある。しかし、これからは、ホームページだけでなく、ツイッターやフェイスブックなどの新しい媒体も活用しながら、つながりを広げていく必要があることを強調しました。

詳細は後日発行されるcomcom10月号をご覧ください。

全国から応募のあった作品を見ながら対談しました。

全国から応募のあった作品を見ながら対談しました。

13日(金)に、なにわ保健生活協同組合の介護センター内で、理事会学習会の講師を務めました。講演タイトルは「理事・幹事の役割と責任-いのちの章典に基づく活動を軸に」で、3年ほど前に徳島健康生協でも同趣旨の講演を行ったことがあります。

生協法に基づく理事・監事の役割を中心に話しましたが、地域での活動の実例として、小豆島の取り組みを報告しました(※)。

香川医療生協の事業所のない小豆島で、築100年を超える古民家を改造し「どんぐりころころ」を開設しました。

地続きでもなく、事業所もないところでの取り組みが素晴らしい、と感想が寄せられました。

※「みんなの健康」2017年11月号 2ページを参照ください。

http://kagawa.coop/wp-content/uploads/2017/10/201710.pdf

「床のレンガは地域の組合員さんが敷いたものです。右端の「ソファー」は近くの港のリニューアル時に戴いたもの、上り框は、ソファーの一部と買ってきた板にニスを塗って、自作しました。すべて80歳超の地域組合員さんの作品です。

「床のレンガは地域の組合員さんが敷いたものです。
右端の「ソファー」は近くの港のリニューアル時に戴いたもの、上り框は、ソファーの一部と買ってきた板にニスを塗って、自作しました。
すべて80歳超の地域組合員さんの作品です。

広島・岡山・愛媛など西日本の広範囲に災害をもたらした「平成30年7月西日本豪雨」は、甚大な被害をもたらしています。被害にあわれた方や犠牲になった方々に心からお見舞いを申し上げます。

私は、医療福祉生協連会長として、10日(火)に倉敷医療生協と広島医療生協にお見舞いと現地視察に行ってきました。

倉敷医療生協本部に向かいましたが、被害の大きい倉敷市真備町には、通行可能な道路が1本しかなく、渋滞のため2時間前後かかるため現地視察はできず、状況をお聞きし、お見舞いを渡しました。

その後、広島医療生協に出向き現地の様子をお聞きし、広島市安佐北区に向かいました。幹線道路は一部復旧していますが、生活道路はまだまだで、息長い支援が必要だと感じました。

医療福祉生協連では、各事業所で支援金募金を行っています。募金は被災した医療福祉生協に送られます。

広島市安佐北区口田(くちた)の駐車場です。泥が激しく流入した様子が伺えます。

広島市安佐北区口田(くちた)の駐車場です。
泥が激しく流入した様子が伺えます。

6月23日に香川医療生協研修室で、「香川アスベスト被害者を守る友の会」の第7回総会が開かれました。記念講演として、北海道勤医協札幌病院外科医長の細川誉志雄医師に「医療従事者から見たアスベスト問題」と題する講演が行われました。

外科医として肺がんの手術等の診療を行っている中で、アスベスト問題と関わり、手術患者の手術所見や病歴聴取が重要であることに気付いた経過を詳しく報告して頂きました。

これからの診療に役立つ大事な話でした。

6月17日に高松市内で、香川県保険医協会第37回定期総会が開催されました。総会後の記念講演会が開催され、元文部科学事務次官の前川喜平さんが「憲法と教育について」と題する講演を行いました。230人を超える参加がありました。

前川さんは、現在、自主夜間中学の活動に参加しながら、さまざまな場所でも講演活動を行っています。

日本国憲法に基づき、教育を受ける権利、学習する権利を守る政治や運動が大事であることを強調しました。知らなければ判断することができない、と強調していたのが印象的でした。

講演まえの会場風景です

講演まえの会場風景です