第1148回:GOTOキャンペーンを考える(その2)

GO TOキャンペーンが開始されました。

早速制度の不備が露呈しました。「毎日」によれば、以下の通り

政府の観光支援策「Go Toトラベル」を巡り、大手宿泊予約サイトで割引上限額を引き下げる動きが相次いでいる。10月から東京が割引対象となったことから利用者が急増し、国から各社に配分された予算が少なくなってきたことが原因と見られる。

1人1泊当たりの割引上限額を引き下げたのは、じゃらん▽一休・com▽ヤフートラベル。従来は最大「1万4000円」の割引だったが、10月10日以降に予約した旅行からは最大「3500円」まで引き下げた。

まあ、少し考えたらわかることで、東京だけが感染の中心ではないわけで、いつまでもキャンペーンから東京だけを除くことができないことは自明の理だと思います。

何か、思い付きの「経済政策」に振り回されているだけのように見えます。そもそも、感染症の最前線の医療・介護従事者は、観光目的で他県に移動するのもはばかられるし、そもそもそんな余裕はありません。僻目ではないのですが。やはりこういった時こそ「総合的俯瞰的に」判断してほしいものです。