第1143回:支払基金・国保中央会データから見た新型コロナ感染症の医療機関への影響

前回、社会保険診療報酬支払基金のデータを紹介しました。全国保険医新聞の9月15日号に、支払基金と国保中央会のデータを合算した数字が掲載されています。これで、日本全体の医療の状況がほぼ100%近く把握できます。

それによると、医療費については、以下の通りです

入院 入院外 歯科
4月 -6.5% -14.0% -15.6%
5月 -10.1% -15.8% -15.7%

入院外とは外来と同じです。前回は「件数」つまり、外来患者数データでしたが、今回は収入そのものです。

どこの業界でも15%減というのは経営が続くどうかという致命的な影響を示す数値です。

このまま、医療機関の経営に直接的な支援がなければ、まさに「地域医療の崩壊」になりかねません。