第1126回:香川医療生協の総代会が開催されました。

6月25日に高松市内で、香川医療生協の41期第52回通常総代会が開催されました。総代定数250名(欠員2名なので総数248名)中、248名全員の出席ですが、新型コロナ感染症対応のため可能な限り書面議決をお願いし実出席は10名、他は書面議決での参加となりました。

とはいっても、現理事、新理事、要員等の出席が必要ですから、人と人との間をあけるのに苦労しました。

提案されたすべての議案が賛成多数で議決され、新しい理事会が選出されました。同日開催された第1回理事会で、私は再び代表理事理事長に選出されました。

総代会での開会あいさつの大要を紹介します。

今年の総代会は、新型コロナ感染症が全国で終息の目途が立たない中で開催されます。香川県では、2か月余り新規感染者がでていない状態ですが、まだまだ予断を許せない中での開催となり、例年とは異なる形となりました。

浜田恵三香川県知事、大西秀人高松市長をはじめ、多くの行政・保健関係者、協同組合等から暖かいメッセージをいただいています。

さて、2019年度は、前年度から続く経営改善の取り組みが最大の課題でしたが、役職員・地域組合員さんの取り組みにより過去最大の経常利益をあげることができました。心からのお礼と、この結果にともに喜びを分かち合いたいと思います。

この一年間は、「協同の力で、いのち輝く社会をつくる」をテーマに、医療生協の「る・る・ぶ」で活動にとりくむ、日本国憲法が活きる平和な社会と、くらし安心の社会保障をつくる、に取り組んできました。幅広い活動で大きく前進したことを確認したいと思います。

2020年度方針については、討議途中から新型コロナ感染症の問題が発生し、大きく改善した経営に暗い影を投げかけています。「緊急事態宣言」解除を機に、再度仕切り直して取り組みを進めていきたいと思います。

また、組合員活動も一時期中止を余儀なくされましたが、新型コロナ感染症に十分留意しながら再開し始めたところです。新たな情勢での組合員活動のありかたについて、経験交流を行いながら、発展させていきたいと思います。