第1116回:手ぬぐい生地で作った「手ぬぐいマスク」が寄贈されました

1月に入りマスク不足が入手困難になったころ、「医療機関でマスクが入手できないことはないだろう」という声がありました。しかし、実際、価格が高騰したのではなく、マスクそのものが入手できなくなりました。

その後の経過は周知のとおりですが、これまでにも自治体から2箱、国の支給分として1箱など2 ~ 3日で費消する程度の配布が何度かありました。1枚を2日で使用するなど工夫をしているところですが、多少は入手可能になりつつあります。

安倍首相は4月1日に「全国で5,000万余りの世帯全てを対象に」「一住所あたり2枚ずつ配布することといたします」と発言、いわゆる「アベノマスク」の配布を約束しました。しかし、1か月以上たった5月10日までは東京都以外では配布されておらず、5月18日現在、中四国9県はすべて「配布中」となっています。

最近、タオル製造会社が作った「てぬぐいマスク」が善通寺に寄付され、医療・介護事業所等に配布されました。サージカルマスクではないので患者と接するときには使用はできませんが(濃厚接触者と認定されないためにはサージカルマスクの着用が必須なので)、通勤時や診療時間以外に使用する分には重宝します。

「公」より「民」というところでしょうか。

オリジナルマスク。タオル会社製品ですから、どこで作ったかわからないマスクより 安全・安心です