第1113回:新型コロナ感染症の医療機関への影響(その3)

4月24日付の続きです。
アンケート結果を元にした協会理事会としての提言を紹介します。

  1. 安定してマスクが供給されるよう、引き続き対策を求める。消毒用アルコールやディスポ手袋等の配布などの緊急対策が強く求められる。
  2. 歯科医療機関では、フェイスシールド、ディスポ手袋、マスク、防護衣など必須の資材を配布すべきである。
  3. PCR検査が医師の判断で必要に応じて行うことができるように民間検査業者もふくめ、検査体制を整備すべきである。病院間の連携も含め、特定の医療機関に検査のための過度の負担がかからないように必要なコントロールを行うべきである。
  4. PCR検査を行う病院に対してスワブ、マスク、ゴーグルやフェイスガード、エプロンなどを必要な分量を提供すべきである。
  5. 入院ベッドの確保も深刻である。軽症患者が入院せず隔離可能なホテルの確保など、今から準備すべきである。
  6. 医療従事者が感染した場合や濃厚接触と判断された場合は、2週間の休診を余儀なくされる。また、入院ベッドを確保するためには空床を準備する必要がある。こういった経済的な損失に対し、補償を明確にすべきである。
  7. 感染患者を診療した、あるいは職員が感染したり濃厚接触者として自宅待機になった場合、その家族や、該当者以外の職員・家族に対していわれのない差別が横行している。こういったことがないように、県や関連する自治体は、正確な知識を普及し、対応策を明確にすべきである。