前回の続きです。「ユニセフの水・衛生支援の現場の姿」と題する講演会の後、時間を少しいただき、講師の熊丸耕志さんと香川県ユニセフ協会の岡田事務局長と懇談を行いました。当方からは、私と小池専務、奥谷渉外部長が参加しました。
まず、こちらから、医療福祉生協の組織について連合会の説明と、香川の活動について紹介を行い、熊丸さんからユニセフの活動について教えていただき、意見交換を行いました。
2015年は、国連パリ協定締結、国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」にて記載されたSDGs、宮城県仙台市で「第3回国連防災世界会議」が開催され4つの優先行動と7つのターゲットが合意された年。そういう枠組みの中での活動という位置づけになる。
企業の活動も進んでいて、例えば、武田薬品工業では、「人生最初の1,000日」への保健・栄養プログラム、を行っています。胎児期から2歳になるまでの1,000日間が、その後の成長の基礎を築くとても重要な期間だからで、この時期に適切な栄養を取ることができるようにサポートを行うというものです。対象地域は、ベナン、マダガスカル、ルワンダです。
こういった活動については初めて聞くことで、ずいぶん勉強になりました。これからもユニセフとの協同をできるところから始めていきたいと思います。