第1074回:第15回地域連携懇談会を開催しました

11月14日、四国こどもとおとなの医療センターの4Fこもれびホールで、第15回地域連携懇談会(香川県看護協会第6支部、四国こどもとおとなの医療センター、香川医療生協善通寺診療所・訪問看護ステーションほがらか・訪問ヘルパーステーションほがらか共催)が開催され、21の事業所から82名が参加し、熱心な討議が行われました。

開会あいさつは、四国こどもとおとなの医療センターの地域医療連携室の東野恒作先生が行い、「病院と地域の医療・介護事業者が連携できる、顔の見える関係を作ろう」と呼びかけました。

今回から、香川県看護協会第6支部(善通寺市、丸亀市綾歌町、綾川町、琴平町、まんのう町)との共催に変わりました。看護協会の活動を紹介したもらうために、今年の6月総会で新たに会長に就任した、安藤幸代さんから講演をいただきました。

看護協会の19年度重点課題は、以下の4点です。

Ⅰ.地域包括ケアにおける看護の機能強化

Ⅱ.看護職の働き方改革の推進

Ⅲ.少子超高齢社会で活躍する人材育成

Ⅳ.看護政策について熟知し、政策実現活動に参画

この4本柱に合わせて講演して頂きました。

そのあと、12のグループにわかれグループワークを行い、交流を深めました。詳細は、後日報告しますが、閉会あいさつで、私は以下のように述べました。

・この取り組みも8年目に入った。継続は力なりだと感じている

・厚労省の書いた地域包括ケアシステムの図には、病院や診療所の関係を実線でつないでいるが、実態はそうではなく点線になっているではないか

・病院は患者を退院させたらそれでいったん終了。診療所は入院になったらそれで終わり、となっているのが実態

・この「点線」を「実線」に変えていくために、顔の見える連携を進めよう

次回は、2020年4月23日の予定です。

会場の様子です