第1006回:第13回地域連携懇談会を開催しました

11月22日、四国こどもとおとなの医療センターの4Fこもれびホールで、第13回地域連携懇談会(四国こどもとおとなの医療センター、香川医療生協善通寺診療所・訪問看護ステーションほがらか・訪問ヘルパーステーションほがらか共催)が開催され、28の事業所から87名が参加し、熱心な討議が行われました。

今回はこどもとおとなの医療センターからの報告で、梶川愛一郎特命副院長(地域医療連携室長)が、「地域包括ケアシステムにおける急性期病院の役割 ~ 地域との連携の強化 ~ 」と題して、医師体制の弱体化の中で、香川県で最も救急車の受け入れ件数が多い、中讃地域の中核病院の活動内容を報告しました。

急性期の疾患を受け入れても、スムーズに退院先を見つけ適切な療養環境を提供しなければ、「地域包括ケアシステム」が機能しない、そのためにも「システム」だけではなく、「ネットワーク」の構築が重要であると強調しました。

この地域連携懇談会のような、フラットな人間関係、顔の見える関係が重要であると感じました。

懇談会の様子です。
奥にみえるのが講演中の梶川先生です