4月10日に、ひかわ医療生協で、「いのちの章典」のこれまでとこれから ~実践のなかでのふりかえり~、と題した講演を行いました。斐川医療生協理事長、ひかわ生協病院院長ともに、一緒に医師研修を行った仲間ですので、久々の再会となりました。
斐川医療生協は島根県出雲市にあり、療養型病床の斐川生協病院と介護事業を中心に事業活動を行っています。JRの特急の泊まる近くの駅は出雲市駅ですが、高松からは、4時間以上かかります(遠かったですね)。
講演は病院近くの図書館の大ホールで行われ、80名近い職員・地域組合員が参加しました。地域の組合員さんが多く参加すると聞いていたので、実例を多く含めて講演を行いました。
講演後の質疑応答の中で、家族を看取った方から、最後にどこまでの治療を希望するかを問われてずいぶん迷った経験から、「いのちの章典」の「自己決定に関する権利」について、日常的に考え話し合うことが大事だとよくわかった、と発言がありました。
日常的に「いのちの章典」について語り合うことが大事であると実感しました。