第936回:第11回地域連携会議を開催し80名を超える参加者で熱心に討議を行いました

12月14日、四国こどもとおとなの医療センターの4Fこもれびホールで、第11回医療連携懇談会(四国こどもとおとなの医療センター、香川医療生協善通寺診療所・訪問看護ステーションほがらか・訪問ヘルパーステーションほがらか共催)が開催され、30近い事業所から80名を超える多職種の方が参加し、熱心な討議が行われました。

私は開会あいさつで、医師は病気の専門家と言われるが、本当に病気のことを知っているのは、患者・利用者、その人たちの声を聞き、その思いを知ることが必要ではないかと思い、今回の企画をしたと紹介しました。

初めに、現在もがんの治療を受けている方から、自分の病歴から始まり、治療の選択でどう感じたか、そして、自己決定できる患者に変わってきた経過を話しながら、「納得の治療を受ける」ために何が必要かを語りました。

2番目は、認知症として治療を受けている方から、認知症と診断された時の思いや、前向きにどう変わっていったかを語りながら、失ってしまったものは元には戻せないが、少しずつ取り返すことはできる、と話しました。

その後30分あまり、グループで討議を行いました。

会場の様子です