第770回:2016年を社会保障の充実と平和が輝く1年に

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

大みそかには近くのお寺の鐘つきにいって、その帰りに近くの神社に行きます。例年に比べ暖かかったためか、獅子舞を見ている方が例年よりは多かったようです。

大みそかには近くのお寺の鐘つきにいって、その帰りに近くの神社に行きます。例年に比べ暖かかったためか、獅子舞を見ている方が例年よりは多かったようです。

昨年の介護保険サービス費の定価を示す介護報酬制度の改定に続き、今年は医療費の定価を示す診療報酬改定の年です。

社会保障に係る費用は、高齢化に伴う「自然増」は年間1兆円とされます。厚労省の当初の予算要求は、これを約6,700億円に削減する予定でしたが、財務省の方針に従い5,000億円としました。当然、診療報酬は削減となります。

ただでさえ、人員不足、経営的にも厳しい現状からみて、医療機関には大変厳しい内容になることが予想されます。

また、昨年は、日本が海外で戦争をする国に道を開く戦争法が自民党・公明党等の強行採決により強行されました。

今年は、医療福祉生協連の「健康をつくる。平和をつくる。いのち輝く社会をつくる。」という理念が輝く年であるとも言えます。

健康づくりや、安心してくらし続けられる社会をつくる活動とともに、まさに正念場と言える年になります。

これまで以上に、メッセージを発出する1年にしたいと思います。