(第683回 10月24日 )
10月23日の午後、善通寺市内で第5回地域連携会議を行いました。第4回会議の報告は「飛来峰」第650回(2014年5月30日)に掲載しました。
今回は、国立病院機構四国こどもとおとなの医療センター、三豊市立西香川病院、善通寺市地域包括支援センター、善通寺市社会福祉協議会のほか、橋本病院(三豊市)、大杉脳神経外科(善通寺市)、老人介護支援センター仙遊荘、セントケア訪問看護ステーション丸亀など、地域の医療機関や介護支援事業所のケアマネジャーや、高松平和病院のホスピス緩和ケア病棟師長など、12の事業所から24名が参加しました。
初めに、橋本病院のリハビリテーション部主任の井上さんから、「橋本病院における地域医療の現状」と題して、香川県で初めて回復期リハビリテーション病棟を開設した橋本病院のこれまでのリハビリテーション医療の取りくみが紹介されました。また、紹介があった時点で、転院前からセラピストが紹介元病院に訪問する取り組みを行ったり、転院時にはスタッフが付き添って出迎える、入院時と退院時のビデオ撮影し、改善した状態をビジュアル、客観的にしめす取りくみを行っている様子が紹介されました。こういった取りくみの成果として、紹介患者や入院患者も増加したそうです。
2番目の報告は、前回、終末期医療への取り組みをテーマに報告、討議を行った続きとして、「開設3周年を迎えたホスピス緩和ケア病棟」と題して、高松平和病院の副総師長兼緩和ケア病棟師長の橋本さんから報告を受けました。その人らしさを大事にしながら、緩和ケアに取り組む様子が報告されました。
引き続き、「顔の見える連携」を大事にしながら、この取り組みを継続させていきたいと思います。
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橋本病院のリハビリテーション部の井上主任の講演です |
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高松平和病院のホスピス緩和ケア病棟の橋本師長の講演です |
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