7月12日・13日と、被災地医療福祉生協訪問目的に福島県を訪れました。

　7月12日に東京都内で開催された「いのちの章典講師養成講座」で講演を行い、参加者と意見交換した後、ＪＲいわき駅に向かいました。医療福祉生協連の東久保専務と事務局の黒田さん、福島県内の医療福祉生協の皆さんと合流し、いわき明星大学に向かいました。途中、いくつかの災害復興住宅、仮設住宅を車窓から見ながら、案内役の浜通り医療生協の方の説明を聞きました。

　いわき市は、地震の被害、津波の被害、東京電力第1発電所の事故による被害のほか、原発事故地域からの避難民の受け入れなど、複雑な問題を抱えています。かつて、「日本一面積が広いまち」「名前がひらがなのまち」でしたが、現地に行ってみて初めて多くの問題が存在することをしりました。

　福島県には5つの医療福祉生協がありますが、今回は会津医療生協を除く、浜通り医療生協、郡山医療生協、福島医療生協、きらり健康生協（旧・福島中央市民生協）の4つの医療福祉生協のみなさんと交流しました。

　次回から、毎週金曜に福島県の現状を報告したいと思います。

広大な大学構内の中に、サテライト高校の学舎があります		双葉高校、双葉翔陽高校、富岡高校のサテライト学舎があります
楢葉町の2つの小学校と1つ の中学校が仮設校舎で学んでいます		仮設住宅内の店舗です
仮設住宅は木造です。少なくとも、プレハブよりはマシです		高久第十応急仮設住宅です。仮設なので数年以内に問題が生じます。すでにさまざまな問題が指摘されているようです