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香川医療生活協同組合

ティカタリ女性医療生協を訪問しました

(第616回 12月3日 )

 ネパール訪問の続きです。

 10月16日(水)、キルティプルのビカルパ協同組合訪問の後、女性で構成されるティカタリ(TIKATHALI)女性医療生協を訪問しました(Women Health Cooperative, Lalitpur)。

 女性だけの医療生協ですが、診療所の運営、学校教育、在宅訪問などを中心に事業を行っています。健康教育、薬局の運営、祭事のボランティア、協同組合を通じての化学肥料の共同購入、技術・研修のトレーニングなど幅広く活動を行っているようです。

 生協設立時には30人の組合員でしたが現在は60人。技術・研修のトレーニングプログラムを持っているが、魅力のある活動が十分できていないので組合員が増えないのが悩みだそうです。

 診療所は毎日開けている、以前は、フェクトネパールから医師が週に1回から2回来ていたが、2か月前に退職したので現在はフェクトのモデル病院への電話相談になっている。この地域には医師がいないので、役割が重要ということでした。保健師については、以前は自治体からの人件費補助があったが、今はなくなった。金銭的にきびしい状況があるということでした。

 お昼時だったので、是非、お茶をと勧められました。ネパールのお茶というのは、チャイ(煮出したミルクティー)です。ティカを入れてあげると勧められましたが、次の予定があるのでと、お断りしました。ティカとは、女性が額の真ん中につける赤い印のことですが、お祭りのときには男性もつけてよいそうですが(ちょうどお祭りの時期でした)。

 当方の都合とはいえ、お祭りの時期で十分な現状把握にはならなかったようです。

ティカタリ女性医療生協の診療所の壁には、「市民憲章」のようなものが掲示してありました。元々地方自治体のオフィスを使っているので、掲示が残っているということでした。   懇談の様子です。右端が髙橋・前会長、その横が私です。
ティカタリ女性医療生協の診療所の壁には、「市民憲章」のようなものが掲示してありました。元々地方自治体のオフィスを使っているので、掲示が残っているということでした。   懇談の様子です。右端が髙橋・前会長、その横が私です。
右端がネパール語から英語に通訳していただいたフェクトのバサンダ医師。2人の女性はティカタリ女性医療生協のメンバーです   ティカタリ女性医療生協が活動している建物の前です。
右端がネパール語から英語に通訳していただいたフェクトのバサンダ医師。2人の女性はティカタリ女性医療生協のメンバーです   ティカタリ女性医療生協が活動している建物の前です。  

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