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香川医療生活協同組合

2013年の新年のごあいさつ

(第549回 1月8日 )

 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 香川医療生協の昨年の活動の特徴は、一昨年の新たな施設展開を受け、内容の充実に取り組んだ1年間でした。

 高松平和病院の緩和ケア医療、高松協同病院の回復期リハビリテーション医療はいずれも高松市内だけのみならず、県下の医療関係者から大きな期待を寄せられています。

 高松平和病院の救急医療への取り組みは、関係者からも大きな評価を受けています。断片的な数字ですが、1/5(土)の18時から1/6(日)の16時30分までの約1日間の、高松市の救急医療の実態を調べてみました。

 救急車の出動台数は57台(1時間に2.5台)でしたが、4件以上受け入れた医療機関は3つ、高松日赤病院が11、県立中央病院と高松平和病院が7でした。もちろん、ほぼ同時に別々の救急隊から電話がかかり、やむをえず一方を断るケースもありますし(救急隊やマスコミは、これも「受け入れ拒否」といいます)、医師・看護師数など受け入れ体制の問題もあります。また、心肺停止など最重症のケースは最初から高度機能を持つ病院に転送されますから、数が少ないのが悪い訳ではありません。しかし、高松平和病院の、高松医療圏域での救急医療における役割を示していると思います。

 生協みき診療所や善通寺診療所は、併設デイケア、訪問看護ステーション、ホームヘルパーステーションと共に、在宅医療・介護に力を入れています。

 善通寺での地域の取り組みは、第541回(2012.11.30)で報告しましたが、地域の事業所との連携を重視して活動しています。2012年度の善通寺診療所のスローガンは「患者、組合員、地域まるごと善通寺診療所で全身管理と健康づくり――在宅患者は『善診グループにおまかせ』のチームワークでいこう」でした。今年も引き続き、地域での役割を果たしていきたいと思います。

 昨年は、第26回日本高齢者大会in香川が開催され、延べ4000人を超える参加者で大成功しました。現地実行委員会の中心として活動し、県下の協同組合やさまざまな団体と交流を深めました。

 今年は、この経験をいかし大いに地域に足を踏み出し、活動していきたいと思います。今年もよろしくお願いします。


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