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香川医療生活協同組合

健康シリーズ「糖尿病」(その7)

(第531回 10月16日 )

 血液中の糖分をコントロールするのは、すい臓のβ(ベータ)細胞から出るインスリンという物質(ホルモン)です。糖尿病はインスリンの作用不足により、血糖値が高い状態が続く病気のことを言います。

 インスリンの作用不足とは、インスリンが出る量が減るか(分泌の低下)、インスリンの作用がうまくいかない(インスリン抵抗性)ことによります。

 インスリンの分泌の低下は遺伝的な要素が関連しますが、インスリン抵抗性は環境因子が関係します。

 日本人はこの50年間で脂肪を摂る量が4倍に増えたといわれます。高脂肪食や運動不足が関連しています。その結果、肥満、内臓脂肪の蓄積などがおき、その結果糖尿病が発症します。

 糖尿病の合併症は、眼の奥のスクリーンにあたる網膜の血管が障がいされ失明につながる「網膜症」や、心筋梗塞や脳卒中、下肢の太い血管(足に行く血管)が詰まる閉塞性動脈硬化症、腎臓の働きが悪くなり血液透析が必要になる「腎症」などがあります。

 糖尿病が原因で血液透析が必要になる方は年間1万6千人、閉塞性動脈硬化症による下肢の切断は年間3千人と言われます。失明の原因で2番目に多いのが糖尿病です。

 糖尿病があると、男性では9.6歳、女性では13歳平均寿命が短くなります。

 検診制度が変更されて、従来の検診が「メタボ検診」に変更され、腹囲の測定だけが強調されましたが、糖尿病の予防、早期発見という意味では重要な内容が含まれています。

 検診をまだ受けていない方は、是非受けましょう。


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