あなたにもあげたい 笑顔 健康

TOPヘ

香川医療生活協同組合

「いのちの章典」(案)の講演の反響から(その1)

(第520回 8月31日 )

 日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)が発行する医療福祉生協情報誌comcomに連載されている「つくろう!あたらしい 権利章典」のNo.9(2012 年9月号)に掲載した文章を転載します。一部修正しています。

 「「医療福祉生協のいのちの章典(案)」(以下、いのちの章典)の講演依頼が増えてきました。理念策定小委員会の委員が担当し、講演参加者の感想文すべてに目を通していますが、感想文の数が大変多いというのが実感です。

 「わかりやすく、よくわかった」という感想から、「難しくてよくわからなかった」という感想まで様々で、参加した方すべてに満足いく講演を行うのは難しいのですが、いのちの章典について多くの意見を頂き、大変参考になります。

 学習資料としてリーフレットを発行しましたが、これを読み合わせるだけでは討論は難しいようです。7月に、「いのちの章典」にむけて(虹のブックレットNo.100)発刊しましたので、これを参考にしていただければと思います。

  「医療生協の患者の権利章典」(案)(以下、権利章典)が提案されたのは、1990年の日本生協連医療部会総会でした。この時の案文には、「〜患者の権利章典をくらしにいかそう〜」というサブタイトルがついていました。

 前文は、「医療生協の4つの特徴」や「医療生協の組織的特徴と今日の役割」から始まり、文中に「『医療行革』と、総合的に、具体的に、持続的にたたかえる組織」といった表現があるなど、1991年に採択された「権利章典」とは大きく異なっています。「患者の権利と責任」の項も、表現は少し異なっています。

 全国的な討論の中ででてきた意見を反映させて、発展させたことが伺えます。

 最初の提案文書の「はじめに」には、前文の部分は「内容の改善とともに、読みやすくわかりやすいものに仕上げたい」、患者の権利と責任については「基本的なものを示した」とあります。

 今回の提案内容は、確定したものではありません。全国からの意見を反映させて改善し、よりよいものに仕上げていこうと考えています。

 表現上の問題から、記載されていない内容の追加、とりわけ、改善のための提案をお願いしたいと思います。リーフレットのハガキに記入していただいても結構です。

 FAXニュースや、医療福祉生協連のホームページを利用した意見集約、Facebook、ツイッターなども活用したいと考えています。是非意見をお寄せください。

 医療福祉生協連のホームページに、「いのちの章典」の専用ページができました。是非ご意見をお寄せください。

http://www.hew.coop/shouten/


関連項目へ 矢印 “飛来峰”バックナンバー

TOPへ 香川医療生活協同組合
フッターのライン