(第502回 5月29日 )
日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)は、東京電力福島第1原発の事故に伴う放射線被害に対して、原発事故・放射線被害対策委員会を設置し、連合会としての取り組みを検討してきました。
福島県内の5つの医療福祉生協を含む、15の医療福祉生協の組合員アンケート行い、組合員の考え方を参考にしながら、2月に原発事故対応と将来にわたるエネルギー政策に関する提言をまとめました。
そして、3月30日に「脱原発へ!エネルギー政策の転換を」と題するシンポジウムを東京都内で開催しました。詳細は下記のHPを参照してください。
http://www.hew.coop/2012/04/6378.html
このシンポジウムの内容を中心にして、虹のブックレットNo.99「脱原発へ! いま私たちに求められること」を刊行しました。
内容は、以下の通りです。
第1部 シンポジウム「原発事故から何を学んだか」
- 原発事故・放射線被害と郡山医療生協のとりくみ(宮田・郡山医療生協専務)
- 原発事故への受け止め(中島・医療生協さいたま常務理事)
- 原発事故の放射線とどう向き合うか(野口邦和・日本大学准教授)
第2部 原発事故に立ち向かう
- 災害時の事業所の役割〜東日本大震災及び原発事故への対応を振り返って(郡山医療生協)
- あれから1年〜支部の活躍と自主的活動への期待(福島中央市民医療生協)
虹のブックレットNo.99「脱原発へ! いま私たちに求められること」2012年5月刊 500円(税込)
附属資料 東京電力福島第一原子力発電所事故と放射線被害への対応、エネルギー政策についての提言(日本医療福祉生協連)
今回の取り組みには3つの意義があります。
- 医療福祉生協連がまとまった形で初めて作成した政策提言です
- 全国の医療福祉生協組合員の声を反映させた、住民目線でまとめた提言です
- 一般的な内容に加え、組合員活動や生活の変容にも触れた内容になっています。
これからも、組合員目線で作った政策提言を行っていきたいと思います。
購入希望の方は、香川医療生協本部まで(〒760-0073高松市栗林町1-3-24
TEL:(087) 833-8115 FAX:(087) 833-7131)。
http://www.kagawa.coop/goiken/index.html
|