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香川医療生活協同組合

健康シリーズ「不整脈」(その1)

(第463回 11月22日 )

 協同組合 香川合同計算センター 速報に「社長の健康シリーズ」を連載しています。2011年7月号に掲載したものを編集しました。

 しばらく、不整脈の話題です。

 胸がドキドキするとか、脈が飛ぶなどの症状があれば、まず、不整脈(ふせいみゃく)、脈の乱れを疑います。

 心臓は全身に血液を送るポンプとして、一日に約10万回も規則的に収縮と拡張を繰り返しています。このリズムに乱れを生じたものが不整脈です。

 心臓には右心房・右心室・左心房・左心室という四つの部屋があります。全身からかえってきた血液は右心房に入り、心房の収縮で血液は右心室を経由して肺に到達します。人間は呼吸により、肺で血液中の二酸化炭素と酸素を交換し、血液をきれいにします。肺からかえってきた血液は、左心房から左心室を経由して全身に送り出されます。

 心臓の中には、発電所に相当する洞結節(どうけっせつ)から電気信号が発生し、心房の中を通り、心房と心室の境目にある房室結節を通り、左右の心室の中の伝導路を通り電気信号が伝わり、筋肉が収縮します。このリズムが乱れ、予想より早く心臓が動くのが「期外収縮(きがいしゅうしゅく)」です。

心臓の中は4つの部屋からできています。 心臓の中には、電気信号を伝える「電線」のような仕組みがあります。
心臓の中は4つの部屋からできています。
心臓の中には、電気信号を伝える「電線」のような仕組みがあります。

 心臓の動きと心電図の関係は、下記のHPでわかりやすい動画が見られます。

 http://www.cardiac.jp/


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