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香川医療生活協同組合

「原発被害 福島からの 報告」と題 する講演会が開催されました(その2)

(第450回 9月13日 )

 8月28日に行われた、郡山医療生協宮田専務(日本医療福祉生協連常務理事)の講演会の続きです。

 「怒りを胸に、楽天性を保って、最大限の防御を」を合言葉に、いまできることを徹底して行いました。放射性物質も放射能も目にはみえません。そこで、「見えない敵に対して徹底したみえる化作戦」を行いました。線量計は生活必需品、とにかく測定して汚染度の認識をする、測定したら記録に残し、マップにし、町内会や学校に情報提供する。ホットスポットを発見したら、できるところは協力して除染、できない場合は行政に連絡と、町内会、行政と協力して除染活動の展開を行いました。

 この活動による最新の放射能汚染マップは、インターネット上で閲覧することができます。

 http://maps.google.co.jp/maps/ms?msid=218304187051354310647.0004a6831e5bcf74f3acf
&msa=0&ll=37.389902,140.362015&spn=0.028948,0.044632

 除染活動は、病院の周り、側溝の中、保育園の床を張り替え拭き掃除をする、こういった地道な活動で放射線量は明らかに減少したそうです。

 また、「放射線防護3原則(離れる、被曝時間を減らす、遮る)の学習運動と実践。埃を吸わない、雨に濡れない。野菜を洗浄する、野菜はゆでる、浄化装置を設置するなど」の活動を行いまがら、特に子供の被曝リスクを減らす活動に力を入れています。

 この夏には、山形県の庄内医療生協や静岡県の浜北医療生協、医療生協さいたまなど、各地の医療福祉生協が、リフレッシュツアーを企画し多くの子供たちとその親などが参加しています。

 http://www.koriyama-h-coop.or.jp/shinsai/index.html

 今後も引き続き情報発信を行いながら、福島で頑張っていきたい。「ノーモアフクシマ、ノーモアヒロシマ、ノーモアナガサキ」と講演を結びました。


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