(第429回 6月 3日 )
東日本大震災が起きてから3カ月が経とうとしています。
復興へ向けての国の支援をしっかり行い、被災した住民に希望を示す大事な時期です。
6月2日の国会の状況を見て、「小学生のケンカ」といった人がいますが、腹立たしいと思った方が多いのではないでしょうか。原発の安全神話を振りまき、原発推進政策を推し進めてきた自民党・公明党が、何の反省もなく菅政権の不信任を問うのは無責任だと思います。
郡山医療生協組合員センター庭に ヒマワリの芽が顔を出しました
さて、今後震災支援をどう行うかは今後の大事な課題です。
福島県の郡山医療生協は「被災地にひまわりを植えるプロジェクト」を行っています。ヒマワリは、放射性物質セシウム137を根に、ストロンチウム90を花に蓄積します。根から吸収される訳ですから大気中の濃度は変わりません。地中深くから吸収される訳でもなく、枯れた後は地中に埋めなければいけません。しかし、ヒマワリの種さえあれば、どこでも誰でもできる運動です。
香川医療生協では、JAの協力を得て、郡山医療生協にヒマワリの種10kgを送り、職員や地域の医療生協組合員に利用されています。この運動は、福島県内の浜通り医療生協や福島中央市民医療生協にも広がっています。
いち早くヒマワリの種をまき、すくすく育っています
この運動を広げるために、ワンコイン(500円)募金を行っています。引き続き力を入れたいと思います。
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