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香川医療生活協同組合

香川医療生協は2011年大きく発展します

(第392回 1月7日 )

 新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、香川医療生協と医療生協たかまつが合併して2年目の年を迎えました。今年は、香川医療生協が大きく発展する年です。

 4月からは高松協同病院が増床を行い、回復期リハビリテーション85床の病院として、リハビリテーション医療のさらなる充実と拡大をめざします。

 7月からは、高松平和病院が県都高松市で初めてのホスピス緩和ケア病棟を開設し、新たな医療展開が始まります。2つの一般病棟と合わせ123床の病院として機能を充実させていきます。高松圏域の夜間救急の資料でも、循環器救急を除く内科では約3割、小児科では約4割の患者を高松平和病院が受け入れています。特に深夜帯(24時〜8時)では高松赤十字病院と高松平和病院がそれぞれ約3割の小児患者の受け入れを行っており、高松市内の救急医療の拠点病院として重要な役割を果たしています。

 昨年3月に開設した、へいわこどもクリニックは、10月から高松市病児病後児保育事業として「病児保育はとぽっぽ」を開設しました。開設2か月で100名を超える利用があり、子育て世代への強い味方として喜ばれています。

 引き続き、地域の医療生協組合員や利用者の声を大事にしながら、周囲医療機関や福祉関連の事業所と連携を図りながら、内容の充実に努めていきたいと思います。

 昨年10月に事業を開始した日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)は、目指すべき目標の最初に「人権の尊重と社会保障の充実」を掲げました。

 高松平和病院の「無料低額診療事業」は、その代表的な取り組みです。今年はこの取り組みをさらに広げていき、社会保障を守る医療福祉生協の役割を果たしていきたいと思います。

 医療福祉生協の特徴は、組合員の「参加と協同」です。出資し、利用し、運営に参加する、地域の組合員の皆さんと共に歩んでいきたいと思います。

 香川医療生協 理事長 藤原 高明
(医療福祉生協連 副会長理事)


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