(第374回 10月19日 )
日本医療福祉生活協同組合連合会(医療福祉生協連)は、10月13日から15日の3日間、東京都内で「2010年度トップセミナー」を開催しました。1日目は、高橋泰行会長理事をコーディネーターとし、WHO(世界保健機関)「高齢化と人生部」のジョン・ベアード部長と、厚生労働省老健局の千田透総務課長補佐、医療福祉生協連の大野孝明理事をパネリストとする、シンポジウム「高齢者にやさしい都市(まち)づくり」が開催されました。
シンポジウム終了後、300名余りの方の参加で、創立記念レセプションが開かれました。はじめに主催者を代表して高橋泰行会長理事が、連合会を代表して挨拶(大要)を行いました。
「私たちはかって経験したことのない超高齢社会を目前にしています。医療福祉生協連のめざすまちづくりは、高齢者が主役のまちづくりです。私たちの専門分野である医療や福祉の分野で役割を発揮し、医療と介護の切れ目のないサービスを提供していきます。協同と連帯の力で「高齢者にやさしいまちづくり」をすすめたいと考えています。高齢者の想いに応えるまちづくりは、私たちだけではできません。地域で医療・福祉事業に携わる方やボランティア団体などの皆さまの力を借り、地域の住民団体や自治体との協力協同で実現できるよう努力してまいりたいと考えています」
来賓あいさつのあと、民主党、自民党、公明党、みんなの党、共産党、社民党の代表が壇上に並び、参加者から大きな拍手がわきました。医療福祉事業を担う生協の連合会の誕生が、政治的立場や考え方の違いを超えて期待されていることを感じました。
国内のさまざまな団体のほか、WHO(世界保健機関)、ILO(国際労働機関)駐日事務所、国連人口基金、日本ユニセフ協会、モンゴル国特命全権大使、キューバ共和国大使館次席など、日本生協連医療部会の国際活動の中でご協力いただいた方々も参加していただきました。
会の最後に、藤谷惠三専務理事が閉会とお礼の挨拶を行い、創立記念レセプションを終了しました。
※私は司会を担当していたので、写真を撮れませんでした。会の雰囲気は下記のアドレスを参照ください。
http://www.hew.coop/2010/10/3078.html
http://www.hew.coop/wp-content/uploads/2010/10/20101013_1.pdf
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