(第299回 1月5日 )
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
大晦日は、近くのお寺で除夜の鐘つきをした後、近くの神社にお参りするのが我が家の年中行事です。カウントダウンはしませんが、時計を見ると新年になっています。そこで撮った、奉納の獅子舞です。
さて、2010年1月1日、香川医療生協と医療生協たかまつが合併しました。名前は同じですが、新しい香川医療生活協同組合として出発します。4万人を超える組合員数で、57の支部が全県で医療生協の活動を広げています。
今年は、3月に高松平和病院の東側に「へいわこどもクリニック」を開設予定で、子育て支援に力を入れる活動を行って行きます。病児保育もできるように高松市に申し入れを行っています。高松市内には4ヶ所(旧市内には3ヶ所)で病児保育を行っていますが、市の中心部にはまだないため、周辺住民からも設立が要望されているものです。
また、高松平和病院での回復期リハビリテーション医療の強化を行い、緩和ケア病棟の開設準備など、新しい挑戦を始めます。
2009年12月13日に開催された第30期第41回臨時総代会で、合併後の事業計画が承認されました。以下、藤井専務理事が行った報告の一部を紹介します。
事業計画全体に関わる組織建設の課題と目標として、
(1)班づくりと班活動の活性化。一人暮らしの高齢者の孤独感や不安(健康・防犯・年金など)を解消する昼食班会やサロンづくりなどに力を入れます
(2)支部はその地域における医療生協の顔、組合員1000人以上の支部の分割や新たな地域での支部作りも計画し、県下全体に肌理細かい組合員活動をつくります
(3)支部活動の活性化として、班だけではできない保健学校の開催や「夢マップ」作りに基づく明るい町づくり、高齢者の食事会・配食サービスなど、組合員の要求に基づく活動を行っていきます。この活動を多くの支部が取り組めば、更に豊かなネットワークができあがります
(4)育ちあいと教育活動、地域組合員と職員が医療生協の理念と仕組みに共感するところから取り組みが始まります。支部での生協学校や保健学校、健康講座や文化行事、班会での保健活動など多彩な学びの場を準備し、医療部会の通信教育講座を受講し、自ら学ぶ活動を重視します
と報告しました。こういった活動を重視しながら、この1年の活動を開始したいと思います。
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