(第296回 12月18日 )
新型インフルエンザワクチンに関する話題、第4回です。
前回、10ml入りバイアルの問題点を書きました。開封後24時間経つと廃棄することになっているからです。マスコミ報道でも、うってほしい人が沢山いるのに、廃棄するとは何事かという論調も見られます。しかし、一人0.5mlうつとして、20人(県は16人分といっていますが、丁寧に吸えば20人可能です)の予約をとっていても、熱がでたなどの理由で突然キャンセルが出たら手の打ちようはありません。
報道によれば、三重県では12月15日から、現在1才から小学校3年までという対象枠を広げ、1才未満・小学校高学年・中学生・高校生まで枠を広げることにしました。
香川県でも16日付けの県の文書が17日午後に届きました(1日ずれた理由は不明)。しかし、接種当日のキャンセルの場合に限り、小学校4年生〜高校生までの者などに接種が可能になりました。少し改善した訳ですが、当日連絡してすぐ来られるのか、問題は大きく、三重県のように対象枠を広げるなど、柔軟対応が必要だと思います。
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