(第274回 9月25日 )
これまで、善通寺診療所のゴーヤカーテンの取り組みを報告してきました。
今回のエコへの取り組みは、直接的には経費節減や地球温暖化防止への協力ですが、もう一つの目的は、医療生協らしい診療所づくり、医療生協運動の主人公である組合員さんが参加する診療所づくりでした。
組合員さんがプランターの準備から水やり、肥料などの相談など参加してもらえました。こういった取り組みをもっと広げて行きたいと思っていたら、思わぬところで、実現しました。
インフルエンザが流行しています。診療所に新型インフルエンザが疑われる発熱患者が来た時にどう対応するかは、重要な問題になっています。そこで、可能な限りの対策を取っています。発熱患者の問診やマスク着用のお願いなどシミュレーションを行いながら徹底していますが、問題になるのはどこで、診察するかということです。
診療所は幸い通常の入り口とは別に、南側にもう一つ入り口があるので、物療スペースの一角に診察スペースを作り対応することにしました。しかし、元々患者出入口ではないので、駐車場から入る時に段差があるため高齢者や幼児にとっては危険です。スロープを取り付けることを検討していましたが、職員の話を聞いた患者さんが作業を手伝ってくれることになりました(というより、全部やってくれました)。これこそ、医療生協らしい「組合員参加の運営」です。
出来栄えは写真をごらん下さい。
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「工事中」の風景です。さすがプロの技ですね |
コンクリートの乾燥が終了しました |
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