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 日本生協連・医療部会発行の、「虹のネットワーク」 2009 年6月号のコラム「社会派 しんさつ室 No.34」に掲載された文章を転載します。一部修正しています。

「医療生協の認知度を上げる」取り組みについて (第262回 7月31日 )

 2009年度活動方針の基調は、(1)組合員のいのちとくらし、医療生協の事業を守る、(2)「医療生協のブランドをつくる5つのとりくみ」などの課題を達成する、(3)「300万人対話大運動」など2008年度活動の成果を広げる、(4)日本に新たないのちを守る生協の連合会をつくる、の4つです。

 2009年度の活動の中心テーマは「生協をいのちの分野に活かす大運動にとりくもう!」です。具体的な取り組み課題に沿って、私が所長をつとめる善通寺診療所の日常活動を振り返ってみました。

 「医療生協の組合員をふやす」課題では、「生協法の趣旨に沿って個人加盟を」と診療所の窓口で徹底して訴えたところ、昨年度は当初目標を大きく超え400人に到達しました。個人加盟を徹底すると地域訪問での対応も変化がでます。「医療生協です」と挨拶すると、「おばあちゃんが入っているのかな」から「私も入っていますよ」と対応が変わり、健診のお勧めや医療生協の行事のお勧めがしやすくなります。

 「医療生協の認知度を上げる社会的アピールを強める」課題では、早朝6時からの地域のウォーキングのとりくみに健康にチェックに出ていった職員からの報告では、「顔見知りの人が多く、医療生協の健康づくりの話をしてもスムーズだった」そうです。「健康日本21」を推進する地域の主体である健康推進委員の会合で、医療生協の活動を紹介する機会がありました。医療生協の「地域から健康づくりを発信する」とりくみは、地域を健康にすることができる、という結論に参加者はうなずいていました。

 今年から「協会けんぽ」(旧来の政府管掌健康保険)の生活習慣病健診の受託医療機関になることができました。小規模事業所を中心に、一人から数人単位で申し込みがありますが、電話受け付けの際に医療生協についてお話すると、健診受診時に組合加盟しますという人もでてきました。

 日常のすべての活動の中で「大運動」にとりくむことが大事だと思います。


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