(第233回 4月7日 )
公民館で講演を行い、市の保健課の方にも聞いて頂きました
3月25日に、善通寺市東部地区健康推進員会年度末研修会で、「地域から健康づくりを発信する」と題して、健康づくりの活動について講演を行いました。数十人が参加し、会場は一杯になりました。
善通寺市の健康推進員会は、健康づくりだけでなく地域を見守る活動を行っています。2008年度の行事報告をみても、自主防災、ぴよぴよクラブ(子育て支援)、ウォーキング、にこにこ交流会(幼稚園)、食育、玩具作り、公園の花の植え替え、など内容は豊富です。
特に、住民健診の受診勧奨の活動を熱心に行っています。それだけに、2008年度からの健診制度の激変には苦労したのではないでしょうか。
住民を主体とした地域からの健康づくりとは、医療生協の活動そのものなので、医療生協の紹介からはじまり、班会や地域での様々な活動を紹介しました。
「昨日より今日が、そして明日がいっそう意欲的に生きられる」という医療生協の健康観を紹介したあと、班会での血圧チェック、世界保健デーや世界禁煙デーなどでの健康チェックの活動、趣味の班会、ゲートボールやウォーキングなどの運動、セラバンド、食事会などを全国の医療生協の活動を写真を使って紹介し、こういった参加者の趣味や希望に合わせた多彩な活動が重要であると述べました。
2006年のベトナムからの医療生協視察団の(第3回)健康づくり活動の体験や、今回のミン・タイン保健協同組合の食事会(第231回)を紹介しながら、健康づくり、町づくりの活動は国際的にも通用するものであることを実例で紹介しました。
最後に、健診制度がどうかわっても、健診を健康づくりの中に位置付けることが重要であり、そのためにも地域で活動する「健康推進員」の役割が大事であると述べて、講演を終わりました。
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