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2008年度の医療部会下期単協代表者会議が開かれました (第223回 2月20日 )

会場の様子です
会場の様子です

 日本生協連医療部会は、2月16日〜18日の3日間、東京都内で下期単協代表者会議を開催し、86生協176名が参加しました。

 開会挨拶で、高橋運営委員長は、以下のように述べました(挨拶の要旨)。

 「100年に1度と言われる経済危機。国内では行政や政治の混乱の中で、地域の暮らしは厳しいものになっている。かつて経験したことのない未知の世界に入っていくような情勢。新居浜高齢者大会で講演に行ったが、講演後、喫茶店を探したが近くにない。こういう事態は全国各地に起きているのではないか。

 300万人対話大運動の中で地域崩壊の現状が明らかになっている。地域に医療生協があってよかった、最後に相談できるところがあってよかったという声も。医療生協への熱い期待が高まっている。

 今こそ、医療生協の出番。まったなしの、真価が問われている。協同組合の原点にたち戻って考える必要がある。2009年は、生協をいのちの分野に活かす大運動を行いたい。3つのあい(出会い、ふれあい、支えあい)で、命と暮らしを守るために立ち上がろう」

 各地の報告を聞いていると、年越し派遣村に代表される状況が全国で起きていることがよく分かりました。

 上伊那医療生協では、ブラジル系移住外交人を始めとした「派遣切り」など、職だけでなく住居も失った人のために「SOSネットワーク」を立ち上げ、支援活動をおこなっています。倉敷医療生協では、水島協同病院の前に「ほっとスペース25」を開設、相談を受け付ける活動を行っています。

 全体会、分科会などで熱心な討議が行われました。

 私は、以下のように閉会挨拶を行いました。

 「全体会議や分科会の発言は、今の日本の置かれた厳しい状況がよく反映した発言であったと思います。医療活動委員会では、来年度方針の中に、「すべての事業所は総合的な相談機能を充実させ、組合員・地域住民の身近なよりどころをめざします」と書き込みました。300万人対話大運動はまだ終わっていません。この地域に医療生協があってよかった。医療生協なら何でも相談できる、そういう運動を3月まで広げ、新しい年度を迎えたいと思います」


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