(第193回 10月21日 )
地元大学の方が、平和を守ることの重要性、憲法9条を
守ることの大切さを学んだと報告しました
10月18日(土)の午後、善通寺診療所で、善通寺グループの中間総括会議が開催されました。善通寺市内には香川医療生協の3つの事業所があり(善通寺診療所、訪問看護ステーションほがらか、在宅総合ケアセンターほがらか)、外来、往診(訪問診療)、デイケア、訪問看護、認知症対応デイサービス・訪問介護(ヘルパー)などの事業を行っており、半期毎の振り返りは合同で行っています。
会議の前に、8月に広島で開催された原水爆禁止世界大会に、職員や医療生協の組合員さんと一緒に参加した、地元大学の学生さんから報告をしてもらいました。
中学や高校の社会・日本史の授業では日本の近・現代史が軽視されているせいでしょうか、広島・長崎の被爆や戦争の話は衝撃的で学ぶことが多かったようです。「水を下さい」といって死んでいった方の声を伝える生き証人の方の話を聞き、平和を守ること、憲法9条を守ることの大切さを学んだとの感想を聞き、平和の大切さを語り続けていくことの重要性を感じました。
下期の重点的な取り組みは、インフルエンザの予防注射です。
診療所の入口には垂れ幕がかかっています
各職場からの報告の後、上期単協代表者会議の報告を引用しながら、全国の医療生協の経営の厳しさと、診療所の置かれた現状について話をしました。そして経営的にも浮上し、地域の中での医療生協の役割を大きく発展させるためにも、全国的には300万人対話大運動、香川では4万人対話大運動を、職員と組合員が一緒になって行うことがカギとなる事を強調しました。
「まちにでる、「思い」を聴く、医療生協を語る」、をスローガンに運動を進めていきたいと思います。
その後、2つのグループに別れ討論を行いました。組合員さんの意見からは学ぶことが多く、健康づくりの取り組みを行政や地域のさまざまな団体と一緒になって行うことが重要、介護の分野など自分たちの特徴を売り出す「競争」は厳しいので、善通寺診療所の特徴をもっとハッキリと打ち出すべき、など参考になる意見が寄せられました。
熱心に討議に参加する組合員さんと職員です
下期の活動の参考にしたいと思います。
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