(第106回 10月26日 )
写真1 シンガポールで行われたICA(国際協同組合同盟)総会に出席しました。ICA( International Co-operative Alliance )は「 1895 年に設立され、本部をジュネーブに置く世界の協同組合の連合組織で、生協・農協・漁協・森林組合・労働者協同組合・住宅協同組合・信用協同組合など 94 ヶ国の協同組合組織が加盟しています(日本生協連は 1952 年に加盟しました)。組合員総数は 7 億 6,000 万人に達しています」(日本生協連の HP より)。
写真2 ICAの理事会、部門別組織の会合、総会などを含め、 10 月 14 日 ( 日 ) 〜 19 日 ( 金 ) まで、シンガポールのラッフルズシティー・コンベンションセンターで開催されました。私は 17 日 ( 水 ) に開催された、ICAの下部組織であるIHCO(国際保健協同組合協議会)総会と、 18 日 ( 木 ) のICA総会に出席し、 18 日の深夜便で帰国しました(疲れましたね)。
写真3 IHCO( International Health Co-operative Organization )は、「保健・医療分野のケア・サービスに関わる協同組合によって設立された ICA 専門組織です。 1996 年 11 月に設立され、初代会長には日本生協連医療部会の加藤昭治運営委員長(当時)が選出されました。その他ブラジル、スペイン、スウェーデン、カナダ、ベルギーなどの保健協同組合がメンバーとなっています。メンバー間の交流や連帯の促進をはじめ、国連諸機関、特に WHO や国際労働機関( ILO )との連携をすすめています」(医療部会の HP より)。
写真4 今回の総会には、日本の他、スペイン、カナダ、ブラジル、コロンビア、ナイジェリアなどから参加がありました。正式メンバーではありませんが、旧知のVCA(ベトナム協同組合連合会)の国際部のメンバーも午前中参加していました。
写真5 世界の保健協同組合の活動の研究活動をどう進めるかで激しい論争がありましたが、今後も研究をすすめていく事になりました。通訳なしだったので、とても疲れましたね(笑)。英語力(ヒアリング)が試された2日間でした。
最終日にはホテルのカードキーが使えなくなり、フロントへ行って説明して部屋に入れるようにしてもらいましたが、こちらは英会話のテストでした。
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写真2:ICA会長挨拶
写真3:日本からの代表団です。私の、向かって右に「立っている」のがシンガポールの観光スポット「マーライオン」の模型です
写真4:IHCO総会で各国が報告しました。日本からは堀内・医療部会運営委員(川崎医療生協)が報告しました
写真5: IHCO総会参加者の記念写真です。窓の外側には(太陽光のため見えませんが)、カクテル「シンガポール・スリング」で有名なラッフルズホテルです