（第65回 6月1日 ）
 一昨年の秋に行った米国調査のまとめが、やっと完成しました。
「アメリカの生命倫理は今—医療倫理小委員会訪米調査報告—」日本生活協同組合連合会医療部会（ 2007.5.1. 発行/630 税込み）です。
今回の米国調査は、「医療生協の患者の権利章典」の具体化と定着をすすめるために、諸外国の患者の権利擁護システムを調査し報告する事を目的にして、この分野では最も進んでいる米国の調査を行うことにしたものです。「 bioethics 」「 advocate 」をキーワードにして、米国の医療現場で、どのようなシステムが構築され、臨床の現場でどう機能しているのかを、直接みてくる事でした。
調査内容はすべてＩＣレコーダーに記録し、記録集の編集作業と同時平行で、このＨＰで要旨を報告していました。その後、特徴的な話を中心に本冊子を発行する事が決まったため、報告集から除外された内容について、テープ起しを行いながら連載してきました。
冊子の内容は以下の通りです。
| ・はじめに |
医療活動委員長 藤原 高明 |
| ・医療倫理小委員会訪米調査について |
医療活動委員長 藤原 高明 |
| ・シーバ・スブラマニアン先生からの聞き取り |
香川医療生協 藤原 高明 |
| ・キャロル・ティラー先生からの聞き取り |
川崎医療生協 藤井 朗 |
| ・ジェシカ・ジョーンズ氏からの聞き取り |
みなと医療生協 小出 あや |
| ・ローラ・カーネル氏からの聞き取り |
医療生協さいたま 芝崎 明 |
・資料１：聞き取りの記録 |
・資料２：医療倫理小委員会訪米調査日程および訪問施設・懇談者リスト |
・資料３：ジョージタウン大学バイオエシックス関連資料 |
資料１の聞き取りの記録が、本ＨＰに連載した「患者の権利アメリカ調査レポート 全 40 号」をまとめたもので、本冊子の 41 ページから 58 ページと全体の 4 分の 1 を占めます。
興味のある方は、是非御一読いただければと思います。
お問い合わせは、日本生協連医療部会 資材担当係 Tel ： 03-3497-9177 healthcoop@jhca.coop まで |
