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まちづくりに役立つ医療生協の姿は
(第2回 9月13日)

 医療部会は 2007 年に創立 50 周年を迎えます。 2000 年から始まった第3次5ヵ年計画は「医療生協の未来をひらく21プラン」として、明るいまちづくりをすすめる医療生協の役割を明らかにしました。次の5年間で医療生協が、どういう役割を果たすことができるでしょうか?

 様々な意見があります。

 病院を移転新築したい。敷地内に、病院とは別に、子育て支援センターの役割を果たす建物を作りたい。病院には産婦人科の外来があるが、医師が忙しすぎるので、外来でも入院でも患者さんや家族が満足できるだけの話をする時間はない。そこで、助産所を作る。助産師や看護師が十分話を聞く時間を作る。産後のショートステイや、保育所もある「総合ゾーン」にする。医療生協でできない事は行政の協力も申し入れる。こんな取り組みが、協同組合の力でできないだろうか。

 ニート対策として共同作業所をつくるのなら、建物を貸してもいいという声がある。地域を巻きこんだ運動になる可能性もある、という報告もあります。

 新世紀型の診療所はどうか、小規模多機能施設や老人保健施設を併設した診療所。医療をやっているだけでは、魅力ある診療所にはならない。町づくりに役立つ診療所、地域住民の安心に繋がるような診療所に変えて行く必要があるではないか。

 これまでの延長線上ではない、新たな取り組みが求められています。地域の中で存在感のある組織・施設とは、どんな姿なのかを考えて行く必要があります。


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