第817回:医療福祉生協連の第7回24時間蓄尿塩分調査の結果が公表されました。

7月27日の午後、医療福祉生協連は東京都内で「第7回24時間蓄尿塩分調査報告会」を開催しました。

医療福祉生協は、日本生協連医療部会時代の1984年からほぼ5年に1回24時間蓄尿塩分調査を行ってきました。今回は2015年11月に81医療福祉生協、2,833人の参加で行われました。

塩分摂取量の平均は8.94gで、前回の2011年調査から0.55g/日減少しました。全国殆どの地域で前回より減少、殆どすべての年代で減少しています。塩分摂取量は食生活と密接な関係があり、「漬物類や塩蔵製品をよく食べる人」「麺類の汁を飲む人」は塩分摂取量が高くなっています。また、BMI値が高い人は塩分摂取量が高い傾向にありました。

また、カリウム摂取量は1.90g/日でこの間減少を続けてきましたが、今回0.01g/日増加しました。カリウム摂取量は食生活と密接な関係があり、野菜や果物をよく食べる人はカリウム摂取量が高い傾向にあります。また、甘い飲み物やスポーツドリンクなどをよく飲む人はカリウム摂取量が低い傾向にあります。

その他、詳細は下記のHPを参照ください。

http://www.hew.coop/2016/07/21655.html